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ハシブトガラス羽根付き骨格標本

2015. 9. 7 公開

 

 ハシブトガラスの全身骨格標本、片側羽根付き。風切り羽根があると翼開長が倍ぐらいになるので置き場所に困る。でも特に工夫もなしにいつものタフデント法でこういうこともできるということがわかったのは収穫である。ただ羽根は濡れると綺麗にするのがヒジョーに手間なので真面目にやるならバケツに全身突っ込むのはやめておくべきだろう(やって後悔しました)。

 元となった死体は2014年の秋ごろに北大構内で拾ったもの。外傷なし損傷なしの素晴らしいコンディションだったが、左趾がボコボコに腫れてそこから出血もしており、死因との関連は不明だが何らかの病に侵されていたのかもしれない。ハシブトガラスは部分的には骨格がよく落ちているのだが、全身きれいに揃って、ましてや羽根もというのはなかなかないので拾えたのは幸運であった。

 センターマン的に右側だけクチバシ・風切羽・尾羽根・爪を残しております。土台なしでいけるように座らせポージングしたらどっから撮っていいかよくわからない感じになった。

 

プリアプリダの午後

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